専門用語解説
アクティブ型バランスファンド
アクティブ型バランスファンドとは、複数の資産クラス(株式、債券、不動産など)に分散投資を行うバランス型ファンドの中で、市場や経済環境の変化に応じて運用方針や資産配分を積極的に変えていく運用手法を取るファンドのことをいいます。
これは、市場全体の動きに連動することを目指すインデックス型とは異なり、ファンドマネージャーの判断によってリスクを調整しながらリターンの最大化を狙います。たとえば、景気後退の局面では債券の比率を高めて守りを固め、景気回復の兆しがあれば株式の比率を上げて攻めるといった柔軟な対応が特徴です。アクティブ型はその分、運用手数料が高めに設定される傾向がありますが、上手く運用がなされれば市場平均を上回る成果が期待できます。