基本給連動型
専門用語解説
基本給連動型
基本給連動型とは、退職金や年金、ボーナスなどの金額が、従業員の基本給の額に応じて決まる仕組みのことをいいます。この制度では、基本給が高ければ連動して支給額も増えるようになっており、勤続年数や役職、昇給によって基本給が上がることで、将来の退職金なども増加することが特徴です。
計算が分かりやすく、企業側としても運用がしやすいため、多くの企業で導入されています。ただし、成果に応じた支給ではないため、年功序列型の制度と組み合わさることが多く、近年では見直しの動きもあります。それでも長期勤続を促す目的や、従業員にとって将来の見通しが立てやすい点で有効な仕組みです。