中央精算機構(CCP)
専門用語解説
中央精算機構(CCP)
中央精算機構(CCP)とは、金融取引において売り手と買い手の間に立ち、取引の決済を安全かつ確実に行う役割を担う機関のことをいいます。CCPは、売り手には「買い手」として、買い手には「売り手」として介在し、万が一どちらかの取引相手が倒産や支払い不能に陥っても、取引全体が混乱しないようにリスクを管理・吸収します。
たとえば、デリバティブ取引や国債の売買など、大規模かつ複雑な金融取引において、CCPが介在することで市場の安定性が大きく高まります。リーマンショック以降、金融システムの信頼性を高める手段として、CCPの役割は国際的にも重要視されるようになりました。初心者にとっては少し専門的な仕組みに見えるかもしれませんが、実は市場全体の安全性を裏側から支えている存在です。