認定NPO法人
専門用語解説
認定NPO法人
認定NPO法人とは、NPO法人の中でも公益性の高さや運営の透明性などが一定基準を満たしていると国税庁長官または都道府県知事に認められた団体です。認定を受けると、寄付者は個人住民税や所得税の優遇措置が適用され、法人寄付についても損金算入枠が拡大されるため、団体は資金を集めやすくなります。同時に、団体自身も信頼性や社会的評価が高まる一方で、毎年度の詳細な活動報告や厳格な会計基準を守り続ける責任が生じます。税制優遇を通じて寄付を促進し、非営利活動の発展を後押しする制度として重要な役割を果たしています。