合同墓
専門用語解説
合同墓
合同墓とは、複数の遺骨を一つの墓所にまとめて埋葬・供養する形態のお墓のことです。個別の区画や墓石を持たず、合同の納骨スペースに安置されるため、管理費や維持負担が少なく、後継者がいない場合でも供養が続けられます。
多くは永代供養の形で運営され、寺院や霊園が定期的に読経や供養を行います。一度納骨すると遺骨を個別に取り出すことは難しいため、納骨前に親族間で十分な話し合いを行うことが重要です。少子高齢化や墓じまいの増加を背景に、費用面や管理の簡便さから選ばれる機会が増えています。