連結事業
専門用語解説
連結事業
連結事業とは、親会社が子会社などの関係会社をまとめて一つのグループとして経営状況を報告する際に使われる考え方です。単独の会社だけでなく、グループ全体の売上や利益、事業内容などを合わせて示すことで、企業全体の本当の経営状態を正確に伝えようとするものです。たとえば、親会社が製造業を行い、子会社が販売や物流を担当している場合、それぞれの業績を個別に見るのではなく、まとめて一つの事業体として評価します。投資をする際には、この連結事業の情報を見ることで、企業の総合力や将来性をより正しく判断することができます。