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コア投資
読み:こあとうし
コア投資とは、長期的に安定したリターンと資産保全を目的としてポートフォリオの中心に据える運用部分を指します。株価指数に連動するインデックスファンドや国債など値動きが比較的穏やかな資産を主体とし、継続的な市場成長や配当収入を堅実に取り込みます。コア資産は運用方針を頻繁に変更せず、時間を味方にして複利効果を高めることで、家計全体の資産形成を土台から支えます。そのうえで、より高い成長や超過収益を狙うサテライト投資を組み合わせることで、リスクとリターンのバランスを最適化する戦略が一般的です。
関連する専門用語
サテライト投資(サテライト運用)
サテライト投資(サテライト運用)とは、資産運用において全体の資産の一部を使って、リターンの上乗せを狙うために積極的な運用を行う手法のことです。これは「コア・サテライト戦略」と呼ばれる資産配分の考え方の一部で、安定的に資産を守る「コア(中核)」運用に対して、サテライトは個別株、テーマ型ファンド、新興国資産、仮想通貨など、値動きが大きくリスクも高い商品を対象にします。サテライト投資は成功すれば高い収益を期待できますが、リスクが大きいため、全体の資産に対する割合は限定的にとどめるのが基本です。初心者でも、資産全体のバランスを維持しながら一部の資金でチャレンジする手法として、長期的な運用戦略の中に組み込まれることがあります。
インデックスファンド
インデックスファンドとは、特定の株価指数(インデックス)と同じ動きを目指して運用される投資信託のことです。たとえば「日経平均株価」や「TOPIX(東証株価指数)」などの市場全体の動きを示す指数に連動するように設計されています。この仕組みにより、個別の銘柄を選ぶ手間がなく、市場全体に分散投資ができるのが特徴です。また、運用の手間が少ないため、手数料が比較的安いことも魅力の一つです。投資初心者にとっては、安定した長期運用の第一歩として選びやすいファンドの一つです。
パッシブ運用
パッシブ運用とは、投資信託を選ぶ際の運用手法の一つ(対義語:アクティブ運用)。比較のために用いる指標であるベンチマーク(日経平均やNASDAQなど)と同様の動きを目標とする運用手法で、組み入れ銘柄数は多くなる傾向がある。パッシブ運用はアクティブ運用に比べて販売手数料や信託報酬などのコストは安くて済むが、リスクが分散される分、リターンも小さくなるという特徴がある。
アセットアロケーション(資産配分)
アセットアロケーション(Asset allocation)とは、資産配分という意味で、資金を複数のアセットクラス(資産グループ)に投資することで、投資リスクを分散しながらリターンを獲得するための資産運用方法。アセットアロケーションは戦略的アセットアロケーションと戦術的アセットアロケーションの2つを組み合わせることで行われ、前者は中長期的に投資目的・リスク許容度・投資機関に基づいて資産配分を決定し、後者は短期的に投資対象の資産特性に基づいて資産配分を決定する。
長期投資
長期投資とは、数年から数十年のスパンで資産を運用し、時間をかけて利益を得る投資手法です。株式や債券、不動産、投資信託などが主な対象で、短期的な市場変動に左右されず、複利の効果を活かして資産を増やすことを目指します。
リスク分散
資産運用における「リスク分散」とは、簡単に言うと「一つのカゴにすべての卵を入れない」という考え方です。たとえば、資産を特定の株式や投資信託だけに集中させてしまうと、それが値下がりしたときに大きな損失を受ける可能性があります。 リスク分散は、このリスクを減らすために、異なる種類の投資商品や地域、産業に資金を分けて投資する方法です。これにより、一つの商品が値下がりしても、他の商品が値上がりすることで全体の損失を抑える効果が期待できます。たとえば、国内株式だけでなく、海外株式や債券など複数の商品に投資することで、安定した資産運用が目指せます。 「たくさんの場所に投資して安全ネットを張る」というイメージを持つとわかりやすいでしょう。