投資の用語ナビ
Terms
雇用動向調査
読み:こようどうこうちょうさ
雇用動向調査とは、企業における労働者の入職や離職などの状況を把握するために実施される統計調査を指す用語です。
この用語は、労働市場の状況や雇用の流れを分析する文脈で登場します。労働市場では、どれだけの人が仕事に就き、どれだけの人が仕事を離れているのかといった動きが重要な指標になります。こうした雇用の出入りの状況を把握するために行われる調査として、雇用動向調査という統計が用いられます。企業における採用や離職の状況、雇用の流動性などを分析する際に参照される統計として、労働市場の動きを理解する材料の一つとなります。
誤解されやすい点として、雇用動向調査は失業率や就業者数などの労働統計と同じ内容を示す調査であると理解されることがあります。しかし、この調査は労働市場の規模そのものを示す統計というよりも、企業における入職と離職の動きに着目した統計として整理されています。そのため、雇用者数の水準を測る統計とは異なり、労働者の移動や雇用の流れを把握するための資料として位置づけられます。
また、雇用動向調査という用語は個人の就業状況を直接調べる調査ではなく、主に事業所側の情報を基に集計される統計です。労働市場の実態を理解するためには、他の労働統計と組み合わせて参照されることが多くあります。この用語は、労働者の入職や離職といった雇用の動きを統計的に把握するための調査を示す概念として理解されます。