専門用語解説
固定型インデックス・バランスファンド
固定型インデックス・バランスファンドとは、株式や債券、不動産投資信託(REIT)など複数の資産クラスをあらかじめ定めた割合で保有し、それぞれの資産がインデックスに連動するよう運用されるバランス型投資信託です。「固定型」と呼ばれるのは、ファンド開始時に設定した資産配分(例:株式70%・債券30%)を長期的に維持し、市場の変化で比率がずれた場合も定期的にリバランスして初期設定に戻す運用を行うためです。
これにより、リスクとリターンのバランスを長期的に保ちながら、値動きの異なる資産同士で分散効果を得ることを目的としています。この方式は、自分で資産配分を管理したくない初心者でも、安定した投資ができる仕組みとして人気がありますが、市場の変動に応じた柔軟な調整がない点には注意が必要です。