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定率取り崩し
読み:ていりつとりくずし
定率取り崩しとは、保有している資産の残高に対して一定の割合を定期的に取り崩して利用する資産活用の方法を指す用語です。
この用語は、退職後の生活資金の使い方や、投資資産を生活費として利用していく方法を説明する文脈で登場します。資産形成の段階では資産を積み上げる方法が中心になりますが、資産を活用する段階ではどのようなルールで取り崩していくかが重要なテーマになります。その中で、資産残高に対して一定割合を定期的に引き出す方法が定率取り崩しと呼ばれます。
この用語について誤解されやすいのは、毎回同じ金額を取り崩す方法と同じ意味だと理解されることです。しかし、定率取り崩しでは取り崩し額は資産残高に応じて変動します。資産が増えていれば取り崩し額も増え、資産が減っていれば取り崩し額も小さくなるため、一定額を取り崩す方法とは仕組みが異なります。
資産活用の文脈では、取り崩し方法によって資産の持続性や生活費の安定性の考え方が変わるため、取り崩しルールの違いが議論されることがあります。定率取り崩しは、資産残高に連動して取り崩し額が調整される仕組みを持つ方法として位置づけられ、資産を長期的に活用していく際の取り崩し戦略を考える場面で用いられる基本的な用語です。