FRN
専門用語解説
FRN
FRNとは「Floating Rate Note」の略で、金利が一定ではなく、市場金利に応じて定期的に変動する債券のことです。利息は通常3か月や6か月ごとに見直され、その時点の基準金利(たとえばLIBORやSOFR)に一定の上乗せをした利率で支払われます。
市場金利が上昇すれば利息も増えるため、金利上昇局面では価格変動のリスクを抑えながら利息収入を得られる特徴があります。一方で、市場金利が下がると受け取れる利息も減少します。FRNは、金利の先行きに不確実性があるときに、金利変動リスクを軽減する手段として活用されます。