海外資産
専門用語解説
海外資産
海外資産とは、日本国外に所在する資産のことで、外国の株式や債券、不動産、預金、投資信託などが該当します。たとえば、米国株を保有したり、海外の銀行口座に資金を預けたりすることは、すべて海外資産への投資ということになります。海外資産を保有する主な目的は、資産運用の選択肢を広げたり、日本の経済や円の影響を受けにくくしたりすることです。これにより、リスクの分散や成長性の高い市場への投資が可能になります。
ただし、為替変動のリスクや、現地の税制・法律の違い、情報収集の難しさなどの注意点もあります。また、日本の税務上、海外資産の保有や売却によって得た利益は原則として課税対象となるため、適切な申告と管理が求められます。