専門用語解説
総合CPI
総合CPIとは、消費者が購入するモノやサービス全体の価格変動をまとめた指標で、物価上昇や下落の全体的な傾向を測るために使われます。CPIは「消費者物価指数(Consumer Price Index)」の略で、総合CPIはその中でも食品やエネルギーなどの価格変動が大きい品目も含めた数字です。資産運用の分野では、総合CPIはインフレ率の代表的な指標として重視され、金利政策や通貨価値、株式や債券市場の動きにも大きく影響します。例えば、総合CPIが上昇すると中央銀行が利上げを行う可能性が高まり、それが投資環境を変えることがあります。