専門用語解説
ハイブリッド預金
ハイブリッド預金とは、普通預金の利便性と投資商品の収益性を組み合わせた金融商品で、主に銀行や証券会社が提供しています。この預金は、資金の一部を通常の普通預金として確保しながら、残りを投資信託や外貨預金などの運用商品に自動的に振り分ける仕組みを持っています。
たとえば、口座に100万円を預けると、そのうち50万円は元本が保証される普通預金として、残りの50万円は投資商品として運用されるといった形式です。このような構成により、日常的な資金の出し入れが可能でありながら、資産の一部を市場で運用して収益を狙うことができるというメリットがあります。
ただし、投資部分については元本割れのリスクがあるため、商品内容や運用先をよく確認する必要があります。預金と投資の「ハイブリッド(融合)」という特性から、初心者が投資に一歩踏み出すきっかけとしても注目されています。