利付債
専門用語解説
利付債
利付債とは、一定の利率(クーポン)に基づいて定期的に利子(クーポン利息)が支払われる債券のことです。たとえば、年2回の利払いがある5年満期の利付債であれば、半年ごとに所定の利子を受け取り、満期時には元本が返還されます。
このような債券は、安定した利子収入を得たい投資家にとって魅力的な選択肢となります。債券の利回りや価格は、市場金利の変動によって上下するため、利付債の価値も変動します。利払いの権利があるかどうかは「利付」か「利落ち」かによって異なり、取引の際には利息相当分が価格に反映される「経過利子」も加味されます。