専門用語解説
内法面積(うちのりめんせき)
内法面積とは、住宅や建物の専有部分を、壁の内側の面から測った面積のことです。壁の厚みは含めず、実際に居住や使用できるスペースを基準とするため、壁芯面積よりも数値が小さくなります。日本の不動産登記簿に記載される専有面積は、この内法面積で表示されます。住宅ローンや固定資産税の計算も内法面積を基準に行われることが多いです。一方、不動産広告や販売図面では壁芯面積が使われることが多いため、購入や投資判断の際は両者の違いを理解し、実際の使用可能面積を把握することが重要です。