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労使協定
読み:ろうしきょうてい
労使協定とは、使用者と労働者側の代表が、労働条件や職場の運用に関する事項について取り決めた合意を指す用語です。
この用語は、労働法や企業の労務管理の仕組みを説明する文脈で登場します。労働条件の中には、法律で基本的なルールが定められているものの、職場ごとの実情に応じて具体的な運用を決める必要がある事項もあります。そのような場合に、企業側と労働者側の代表が合意して内容を定める仕組みとして労使協定が用いられます。労働時間の取り扱いや特定の制度の運用など、職場での働き方を整理するための制度的な枠組みとして説明されることが多い用語です。
誤解されやすい点として、労使協定は企業が一方的に定める社内ルールと同じものだと理解されることがあります。しかし、この用語は使用者と労働者側の代表との間で合意された取り決めを意味しており、企業側のみで決定される規則とは性質が異なります。就業規則などの社内規程と併せて職場の制度を構成する場合もありますが、労使双方の合意に基づく取り決めという点が特徴です。
また、労使協定という言葉は単一の制度や書式を指す固有名詞ではなく、さまざまな労働制度の運用の中で用いられる合意形式の総称です。法律上の制度の中には、労使協定の締結を前提として運用される仕組みも存在するため、具体的な内容や対象となる事項は制度ごとに異なる場合があります。この用語は、職場における労働条件や制度運用を労使の合意によって定める仕組みを示す概念として理解されます。