専門用語解説
レバレッジ型バランスファンド
レバレッジ型バランスファンドとは、株式や債券など複数の資産クラスに投資するバランス型投資信託の一種で、通常よりも投資効果を高めるために「レバレッジ(てこの原理)」を使って運用するものを指します。具体的には、借入やデリバティブ(金融派生商品)を活用して、運用規模を数倍に拡張し、リターンを増やそうとする戦略をとります。
その分、相場が好調なときは大きな利益が期待できますが、逆に相場が下落すると損失も同じ倍率で膨らむため、リスクも高くなる特徴があります。投資家にとっては、短期間での収益機会を狙える一方、十分なリスク管理と運用方針の理解が重要になります。