専門用語解説
ロング
ロングとは、将来的に資産の価格が上がると予想して、その資産を買い保有する投資行動やポジションのことを指します。たとえば、株式や通貨、商品などを買って値上がりを待つのが「ロングポジションを取る」行為にあたります。
利益は、購入価格よりも高い価格で売却できたときに得られます。ロングは投資の基本的なスタイルで、上昇相場(ブル相場)で利益を狙う戦略として広く使われるため、個人投資家から機関投資家まで幅広く利用されています。また、「買い持ち」や「買い建て」とも呼ばれ、信用取引や先物取引でも同様の意味で使われます。なお、ロングの反対は「ショート」で、価格が下がることを見越して売りから入る戦略です。値上がり益(キャピタルゲイン)を狙う際の基本的な投資姿勢として、理解しておくことが重要です。