上限金利
専門用語解説
上限金利
上限金利とは、金融機関や貸金業者が貸し付けを行う際に、法律で定められた「これ以上は取ってはいけない」とされる金利の上限を指します。つまり、借り手を保護するために設けられたルールであり、これを超える金利でお金を貸すことは違法になります。
日本では「利息制限法」や「出資法」などによって、借入金額に応じた上限金利が決められています。たとえば、小口の借入ほどリスクが高いため上限金利が高く設定され、大口の借入ほど低く設定されるのが一般的です。上限金利は、住宅ローン、カードローン、消費者金融などの金利比較や借り換えの判断にも関わる重要な指標であり、資産運用や借入の計画を立てるうえでも基本知識として理解しておくことが大切です。