海外投資家地域別株券月間売買状況
専門用語解説
海外投資家地域別株券月間売買状況
海外投資家地域別株券月間売買状況とは、日本取引所グループ(JPX)が毎月公表している統計データで、東京証券取引所における株式売買を海外投資家の居住地域ごとに集計したものです。北米、欧州、アジア、その他の地域別に、売り・買い・差引(純売買)の株数と金額がまとめられています。
この統計は、どの地域の投資家が日本株に資金を流入させているのか、あるいは流出させているのかを把握するために活用されます。たとえば、欧州投資家が大きく買い越していれば、日本株に対して欧州マネーが強気であると読み取れる一方、北米が売り越していれば大型株やグロース株から資金が抜けている可能性を考えることができます。
個人投資家にとっての役立ち方は、短期的な需給や海外投資家のセンチメントを理解できる点です。日本株市場は売買代金の6割以上を海外投資家が占めるため、彼らの動向は株価トレンドや相場全体の方向感に直結します。たとえば、「海外全体では買い越し」「特定地域では売り越し」といった傾向を知ることで、自身の投資判断に「海外マネーの潮流」という観点を加えることができます。
データはJPX公式サイト「統計情報」内の「投資部門別・地域別株券売買状況」から公開されており、PDFやExcel形式でダウンロード可能です。更新タイミングは原則として毎月20日前後の午前9時で、前月分のデータが掲載されます。休日や年末年始などの影響で多少前後することもありますが、定期的に公表されるため、個人投資家も継続的にウォッチすることでトレンド変化や地域ごとのスタンスを追跡できます。