不課税
専門用語解説
不課税
不課税とは、そもそも税金の対象に当たらないため、課税の計算から外れる状態を指します。税法上の性質として課税の枠組みの外にある取引や所得であり、税率がゼロという意味ではなく、課税の入り口に入っていないという位置づけになります。投資の文脈では、似た言葉に「非課税」があり、こちらは本来は課税対象だが法律上の特例で税金がかからない状態を指します。
例えば、NISAは「非課税」であって「不課税」ではありません。用語の違いを理解しておくと、商品パンフレットや税務上の説明を読むときに誤解を避け、手取りの見込みを正しく判断しやすくなります。