書面決議
専門用語解説
書面決議
書面決議とは、会議を開かずに文書のやり取りによって決議を行う方法を指します。主に取締役会や委員会などで用いられる仕組みです。全員が集まる必要がないため、迅速かつ効率的に意思決定を進められる一方で、議論を深める機会が減るというデメリットもあります。
資産運用の世界では、投資信託の運営会社や金融機関の内部で重要事項を決める際に書面決議が活用されることがあります。投資家にとっては直接かかわる場面は少ないものの、金融機関の運営やガバナンスの仕組みを理解するうえで知っておくと役立つ用語です。