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旧長期損害保険料控除
読み:きゅうちょうきそんがいほけんりょうこうじょ
旧長期損害保険料控除とは、2012年より前に契約した長期の火災保険などに支払った保険料について、所得税や住民税を計算する際に一定額を差し引くことができる制度をいいます。現在は新たに加入した保険が対象外となり、過去から続いている契約だけに適用される特例的な控除です。
控除を受けるためには、毎年の確定申告や年末調整で保険会社から送られる控除証明書を提出する必要があります。資産運用の観点では、税金の負担を軽くできる仕組みの一つとして理解しておくことで、年間の家計管理や節税の計画を立てる際に役立ちます。
関連する専門用語
生命保険料控除
生命保険料控除とは、個人が支払った生命保険料に応じて、所得税や住民税の課税所得額を一定金額まで減らすことができる税制上の優遇制度です。この控除によって、納める税金が軽減されるため、実質的に保険料の一部が戻ってくる効果があります。 対象となる保険は、「一般生命保険」「介護医療保険」「個人年金保険」の3つの区分に分かれており、それぞれに控除限度額が設けられています。控除を受けるには、保険会社から発行される控除証明書を年末調整や確定申告の際に提出する必要があります。保険による万一への備えと、節税効果の両方を得られる制度として、多くの人に活用されています。初心者にとっても、生命保険を契約する際にはこの控除制度の存在を知っておくことで、より効果的な保険選びや家計管理につなげることができます。
地震保険料控除
地震保険料控除とは、地震や津波などの自然災害に備えるために加入した地震保険の保険料を支払った場合に、一定の金額を所得から差し引くことができる税制上の優遇制度です。この控除を受けることで、所得税や住民税の負担が軽くなります。対象となるのは、地震保険だけでなく、かつて契約された旧長期損害保険の一部も含まれる場合があります。ただし、控除できる金額には上限があり、年末調整や確定申告で申請する必要があります。災害リスクに備える行動を税制面で後押しする目的で導入されています。
年末調整
年末調整とは、会社員や公務員などの給与所得者が1年間に納めるべき所得税の額を、年末に雇用主が計算し直して精算する手続きのことです。通常、毎月の給与からあらかじめ見込みで所得税が源泉徴収されていますが、年末に実際の収入や各種控除(配偶者控除、扶養控除、保険料控除など)を反映させて正確な税額を算出し、過不足を調整します。 税金を払いすぎていた場合には還付され、足りなかった場合は追加で徴収されることがあります。年末調整によって、多くの給与所得者は確定申告をしなくても納税が完結する仕組みになっており、手間の軽減と課税の公平性を両立させる重要な制度です。ただし、自営業者や副業収入がある人、医療費控除や住宅ローン控除を受けたい人などは、年末調整だけでは対応できず、別途確定申告が必要になります。
確定申告
確定申告とは、1月1日から12月31日までの所得を計算して翌年の2月16日から3月15日に申告し、納税する手続き。多くの会社では年末調整を経理部がしてくれるが、確定申告をすると年末調整では受けられない控除を受けることができる場合もある。確定申告をする必要がある人が確定申告をしないと加算税や延滞税が発生する。
火災保険
火災保険とは、火事によって建物や家財が損害を受けたときに、その損害を補償するための保険のことです。ただし名前に「火災」とありますが、火事だけでなく、落雷、爆発、風災、水災、盗難など、さまざまな災害や事故による損害も対象に含まれることがあります。 保険の内容や補償範囲は契約によって異なり、自分の住まいや生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。住宅ローンを利用する際には、火災保険の加入が必須とされることが一般的です。もしものときに大きな経済的損失を防ぐための基本的な備えとして、多くの家庭で活用されています。