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寄り天
読み:よりてん
寄り天とは、株式市場で取引が始まった直後(寄付き)につけた価格がその日の最高値となり、その後は下落傾向が続く相場の状態を指します。朝方に好材料や買い注文が集中して株価が上昇しても、その後は利益確定売りや買い手不足などで上値が重くなり、終値に向けて下落するケースが多いです。
短期売買を行う投資家にとっては、寄り天は売却タイミングを逃すと利益が減少しやすいため注意が必要です。市場心理としては、寄付き時の勢いが続かずに失速したことを意味し、翌営業日の投資判断にも影響します。
関連する専門用語
寄り付き
寄り付きとは、株式市場や商品市場などで、その日の最初の取引が成立した価格のことを指します。市場が開く前には、買い注文と売り注文が集まり、その需給状況によって寄り付き価格が決まります。 この価格は、前日の終値や取引時間外のニュース、企業の決算発表、経済指標などの影響を大きく受けます。寄り付きは、その日の相場の方向感をつかむうえで重要な手がかりとなり、ギャップアップやギャップダウンなどの現象も寄り付き価格と前日終値の差から判断されます。短期売買を行う投資家にとっては特に重要な情報であり、資産運用の判断材料としても広く活用されます。
利益確定売り
利益確定売りとは、株式や投資信託、仮想通貨などの金融商品が値上がりしたタイミングで、それまでの含み益を現実の利益として確定するために売却する行為のことです。たとえば、ある株を1,000円で購入し、1,500円に上昇した際に売却すれば、その差額である500円が利益として確定されます。 市場全体が上昇したあとに多くの投資家が利益確定売りを行うと、一時的に売り圧力が高まり、価格が下落する要因となることもあります。短期投資だけでなく、長期投資においても資産の一部を売却し、リバランスや資金化を目的として利益確定売りを行うケースがあります。感情に左右されず、目標利益やリスク管理に基づいた計画的な売却が重要です。
出来高
出来高とは、ある期間に売買された株式の数量のことを意味します。出来高が多いと、その株に多くの人が関心を持って取引していることを表し、価格も動きやすくなります。反対に出来高が少ないと、取引が活発でないため、売りたいときに売れなかったり、価格が思ったように動かなかったりすることもあります。