発行済株式
専門用語解説
発行済株式
発行済株式とは、企業がすでに発行し、株主が保有している株式の総数のことを指します。これは、会社が設立時や増資などの際に発行し、市場で取引されている株式を含んでいます。つまり、現在流通している株式の数ということになります。この発行済株式数は、株価と掛け合わせることで企業の時価総額を計算する際にも使われる重要な指標です。なお、発行済株式には、企業が自社で保有している自己株式も含まれますが、配当や議決権の対象にはなりません。投資初心者にとっては、企業の規模や株式の流動性を判断するうえで、この数値を意識することが大切です。