専門用語解説
保険始期(ほけんしき)
保険始期(ほけんしき)とは、保険契約が正式に効力を持ち始める日のことで、契約書面や保険証券に明記されています。この日以降に発生した事故や病気が、約款に従って保障対象となり、保険金や給付金の請求が可能になります。
始期は「申込日」「告知日」「第1回保険料払込日」などとは異なり、保険会社が審査を終え承諾したうえで契約者に通知されるため、申込直後に万一の事態が起きても始期前であれば保障されません。
資産運用の観点では、リスクマネジメントの空白期間をなくすために、保険始期と実生活のイベント(転職や住宅購入など)のタイミングを合わせておくことで、想定外の自己負担による資産目減りを防ぎやすくなります。