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所定内賃金
読み:しょていないちんぎん
所定内賃金とは、企業が定める所定労働時間内の労働に対して支払われる賃金を指す用語です。
この用語は、賃金構造や社会保険制度の計算基準を説明する文脈で登場します。企業では就業規則や労働契約によって所定労働時間が定められており、その時間内の労働に対して支払われる賃金を区別して整理する必要があります。基本給や一定の手当など、所定労働時間内の勤務に対応して支払われる賃金部分を説明する際に、所定内賃金という言葉が使われます。
この用語について誤解されやすいのは、基本給と同じ意味の言葉だと理解されることです。しかし、所定内賃金は基本給そのものを指す言葉ではなく、所定労働時間内の労働に対する賃金部分を示す概念です。そのため、企業によっては基本給に加えて一定の手当が所定内賃金として扱われる場合もあり、賃金構成の中でどの部分が該当するかは制度の整理によって説明されます。
制度理解の観点では、賃金が「所定労働時間内の賃金」と「時間外労働などに対応する賃金」に分けて整理されている点を把握することが重要です。所定内賃金という用語は、そのうち所定労働時間内の労働に対応する賃金部分を示す概念として用いられ、賃金制度や社会保険料の計算基準などを理解する際の基礎用語の一つとなっています。