再購入条項
専門用語解説
再購入条項
再購入条項とは、ある資産や商品を売却したあとに、特定の条件が発生した場合、売主がその資産を再び買い戻すことができる、または買い戻さなければならないと定める契約上の取り決めのことです。この条項は、売買契約の中に特約として盛り込まれることが多く、不動産取引、企業の株式譲渡、投資契約などさまざまな分野で利用されます。
たとえば、企業が自社株を第三者に売却したものの、将来的に一定条件下で自社株を再取得することを想定して再購入条項を設ける場合があります。これにより、資産のコントロールを将来的に取り戻せる可能性が確保される一方、契約条件によっては売主側に再購入の義務が生じる場合もあります。資産運用や投資判断においては、再購入条項の有無とその内容を理解することが、リスク管理の観点から重要です。