セットバック
専門用語解説
セットバック
セットバックとは、建築基準法などで定められている「建物を道路や隣地の境界から一定の距離だけ後退させて建てること」を指します。例えば、幅の狭い道路に面した土地に建物を建てる場合、将来の道路拡張や安全性の確保を目的に、敷地の一部を道路として使えるよう空けておかなければならないケースがあります。これにより、建物の延床面積や利用できる敷地が実質的に制限されることになります。
資産運用の観点では、土地や不動産を購入する際にセットバックが必要かどうかは重要な確認事項であり、将来の資産価値や収益性に影響を与える可能性があるため注意が必要です。