課税ジュニアNISA口座
専門用語解説
課税ジュニアNISA口座
課税ジュニアNISA口座とは、2023年末で新規買付が終了したジュニアNISA制度において、非課税期間終了後または中途での払出し後に資産を移管する課税扱いの口座を指します。正式には「課税未成年者口座」とも呼ばれます。
ジュニアNISAでは、年間80万円までの投資枠で得た配当や譲渡益が最長5年間非課税となる仕組みが導入されていました。非課税期間終了後は、その資産は「継続管理勘定」として18歳になるまで引き続き非課税で保有することが可能ですが、途中で払い出す場合、または制度上の保有期限を超えた場合には、保有商品や現金は「課税ジュニアNISA口座」に移されます。
この課税口座では、移管時点での評価額が取得価額と見なされ、以後の配当や売却益には通常の課税(原則20.315%)が適用されます。つまり、それ以降の運用は、NISAの非課税枠の対象外となり、一般の課税口座(特定口座または一般口座)と同様の取り扱いになります。
なお、ジュニアNISA制度は制度としては廃止されましたが、2024年以降も既存資産は引き続き管理・課税対象となるため、「課税ジュニアNISA口座」は制度終了後の実務において重要な位置づけを持ちます。
特に、出金や名義変更、成人後の資産整理にあたっては、課税ジュニアNISA口座の有無とその取扱いを正確に理解しておくことが求められます。