専門用語解説
分配金再投資後トータルリターン
分配金再投資後トータルリターンとは、投資信託や株式などから得られる分配金(配当や利息など)を受け取ってそのまま使うのではなく、同じ商品に再び投資した場合の累計の投資成果を表す指標です。つまり、運用期間中に受け取った分配金をすぐに再投資し、複利効果を活かした場合の最終的なリターンを示しています。価格の値上がり益だけでなく、分配金も含めた「実質的な運用成績」を評価するために用いられるため、投資商品の本来のパフォーマンスを知る上でとても重要です。なお、分配金を受け取るだけの「単純利回り」とは異なり、長期運用の効果や分配金の影響を正確に比較する際に使われます。