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積立計画を立てるときに注意すべきことは?

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2025/02/16 08:59


男性

30代

question

資産形成のために積立を始める際、計算だけではカバーしきれない落とし穴があると聞きました。例えば、金利の変動やライフイベントの影響など、どんな点に気をつければいいのでしょうか?


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

積立投資は「計算どおりにいかない前提」で設計し、①市場環境、②ライフイベント、③計画メンテナンスの三層で備えることが成功の近道です。まず市場環境では、金利・物価・為替の変動が実質リターンを左右します。株式・債券・実物資産・外貨建て商品を組み合わせて相関を分散し、NISAやiDeCoで税負担を抑えてください。次にライフイベントです。結婚、出産、介護、転職、疾病などで家計は揺れ動きます。生活費6〜12か月分の緊急資金と目的別のサブ口座を高流動性資産で確保し、収入変動時には積立額を一時的に減らす「可変式」ルールを用意しておくと安心です。最後に計画メンテナンス。年1回を目安に資産配分の乖離(±5%超)を確認してリバランスし、目標到達ペースをチェックしましょう。家計や市場の変化に応じて積立額・投資対象・リスク許容度を更新し続ければ、想定外の出来事も軌道修正しながら長期目標へ着実に近づけます。

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積立投資

積立投資とは、一定のサイクル(例:毎月や毎週など)で、あらかじめ決めた金額ずつ同じ銘柄や投資信託などを購入していく投資手法です。 この方法は、一度にまとまった資金を投じる「一括投資」とは異なり、少額から始められるのが特徴です。また、購入時期を複数回に分散できるため、相場が高いタイミングで一度に大量購入してしまうリスク(いわゆる高値づかみ)を抑えられると期待されています。 具体的には、「相場が下がったときはより多くの口数や株数を買える」「相場が高いときは割高な投資を抑えられる」という形で、平均取得単価が平準化される効果があります。この仕組みは英語で「ドルコスト平均法(Dollar Cost Averaging)」とも呼ばれ、特に長期運用を考えている初心者からベテランまで、多くの投資家が活用している戦略です。 ただし、積立投資を行ったからといって必ずリスクが軽減されるわけではなく、投資対象自体の価格が大きく下落した場合には損失が出る可能性もあります。したがって、積立する商品や期間、目標リスクなどをしっかり考えたうえで、自分の資産配分に合った方法を選ぶことが大切です。

インフレ(インフレーション)

インフレーションとは、物価全体が持続的に上昇し、その結果、通貨の購買力が低下する現象です。経済活動が活発になり、需要が供給を上回ると価格が上昇しやすくなります。また、生産に必要な原材料費や人件費の上昇が企業のコストに転嫁されることで、さらに物価が上昇することがあります。適度なインフレーションは経済成長の一側面とされる一方、過度な物価上昇は家計の負担を増大させ、経済全体の安定性を損なうリスクがあるため、中央銀行は金利操作などの金融政策を通じてインフレーションの抑制に努めています。

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