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医師をしています。時間をかけずにできる節税対策のおすすめを教えて下さい

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2024/10/04 20:53


男性

30代

question

医師をしています。業務が忙しく、なかなか資産運用をしている暇がありません。<br>ふるさと納税くらいしかこれまでしていなかったのですが、もう少し資産になるような節税対策を行いたいと思い始めました。あまり時間がない中で選ぶとしたらなにがおすすめですか?ざっくりした質問で恐縮ですがよろしくお願いします。


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

多忙な医師が“設定だけで回る”節税策は次の4本柱です。

  • ① iDeCo(個人型確定拠出年金): 掛金全額が所得控除、運用益も60歳まで非課税。勤務医は月2.3万円、開業医は月6.8万円まで上限いっぱい自動積立し、信託報酬0.2%未満の全世界株インデックスを選択すると手離れ◎。

  • ② 新NISA(つみたて+成長投資枠): 運用益が無期限非課税。つみたて枠年120万円+成長投資枠年240万円まで、つみたて設定で同じインデックスを毎月自動購入すれば年360万円を“ほったらかし”運用できる。

  • ③ 生命保険料控除・地震保険料控除: 既加入契約の控除証明書を年末調整・確定申告で提出するだけで税負担を即座に圧縮(最大年8万円強の所得控除)。

  • ④ 減価償却を活用する不動産投資(任意): 高額所得者には有効だが物件選定・融資交渉に専門知識が要るため、専門家と組み空室・金利リスクを許容できる場合のみ検討。

    まず①②③を“仕組み化”すれば「掛金控除+非課税運用+自動積立」の三段構えで毎年の税負担を抑えつつ資産を増やせます。制度上限と投信ラインナップは年1回15分のチェックで足りるため、臨床業務に集中しながら効果を持続させられます。

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NISA

NISAとは、「少額投資非課税制度(Nippon Individual Saving Account)」の略称で、日本に住む個人が一定額までの投資について、配当金や売却益などにかかる税金が非課税になる制度です。通常、株式や投資信託などで得られる利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座を使えばその税金がかからず、効率的に資産形成を行うことができます。2024年からは新しいNISA制度が始まり、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つを併用できる仕組みとなり、非課税期間も無期限化されました。年間の投資枠や口座の開設先は決められており、原則として1人1口座しか持てません。NISAは投資初心者にも利用しやすい制度として広く普及しており、長期的な資産形成を支援する国の税制優遇措置のひとつです。

iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)

iDeCo(イデコ)とは、個人型確定拠出年金の愛称で、老後の資金を作るための私的年金制度です。20歳以上65歳未満の人が加入でき、掛け金は65歳まで拠出可能。60歳まで原則引き出せません。 加入者は毎月の掛け金を決めて積み立て、選んだ金融商品で長期運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取ります。加入には金融機関選択、口座開設、申込書類提出などの手続きが必要です。 投資信託や定期預金、生命保険などの金融商品で運用し、税制優遇を受けられます。積立時は掛金が全額所得控除の対象となり、運用時は運用益が非課税、受取時も一定額が非課税になるなどのメリットがあります。 一方で、証券口座と異なり各種手数料がかかること、途中引き出しが原則できない、というデメリットもあります。

ふるさと納税

ふるさと納税とは、あなたが応援したい自治体へ寄附を行い、その寄附額のうち自己負担額2,000円を除いたほぼ全額が所得税や住民税から控除される制度です。自治体によっては地元の特産品やサービスを返礼品として受け取れるため、実質的な税負担を抑えつつ地域貢献もできる仕組みとして人気があります。控除を受けるには、寄附金受領証明書を添付して確定申告を行う方法と、年間5自治体以内で利用できるワンストップ特例申請の2通りがあり、申請手続きの簡便さも魅力です。寄附限度額は所得や家族構成によって異なるため、シミュレーションで上限額を把握してから活用することが大切です。

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