専門用語解説
AML(Anti-Money Laundering)
AMLとは、「アンチ・マネー・ロンダリング」の略で、日本語では「マネーロンダリング防止」と訳されます。これは、犯罪などによって得た資金を正当な資金に見せかけて社会に流通させる行為を防ぐための一連の取り組みのことを指します。
金融機関や証券会社は、こうした不正行為に巻き込まれないように、顧客の本人確認(KYC)や疑わしい取引の監視・報告などを行う義務があります。AMLは国際的にも重要視されており、各国の法律やガイドラインに従って厳しく運用されています。投資初心者にとっても、金融の透明性と安全性を確保するうえで欠かせないルールであると理解しておくことが大切です。