専門用語解説
買付余力
買付余力とは、証券口座において、今すぐに株式や投資信託などの金融商品を購入できる金額のことを指します。つまり「いくらまで買えるか」という投資可能な資金の目安となる金額です。現金の残高だけでなく、売却済みでまだ受け渡しが完了していない資金や、信用取引口座を利用している場合は証券会社からの借入可能額なども含まれる場合があります。そのため、表示されている買付余力が、実際の現金残高と一致しないこともあります。買付余力を把握しておくことで、タイミングよく投資判断ができるだけでなく、資金管理やリスクコントロールにも役立ちます。初心者にとっては、「買いたいのに買えない」といった事態を避けるために、こまめに確認しておきたい指標です。