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CAPM(資本資産価格モデル)

CAPM(資本資産価格モデル)は、ある投資資産の期待収益率が「リスクフリーレート+市場全体の超過収益率×β(ベータ)」で決まると仮定する資本市場理論です。ここでリスクフリーレートは国債など無リスク資産の利回り、市場の超過収益率は市場インデックス(例:TOPIX, S&P500)の期待リターンからリスクフリーレートを差し引いたもの、βはその資産が市場全体とどの程度連動するかを示す感応度係数です(β=1なら市場と同じ値動き、β>1なら市場より振れ幅が大きい)。

CAPMは「分散可能な固有リスクは投資家が回避できる一方、市場全体に晒されるリスク(システマティックリスク)は回避できない」という前提に立ち、超過収益はβに比例してのみ報われると説明します。このため、個別銘柄やポートフォリオの妥当な期待リターンを推計したり、企業が資本コスト(株主資本コスト)を算出したりする際の基本モデルとして広く用いられます。一方で、市場効率性や単一期間・単因子という前提が現実市場で完全には成り立たない点、低β銘柄が高い実績収益を示す「低リスクアノマリー」などの経験則を説明しきれない点が限界として指摘されています。

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