専門用語解説
日次連動型
日次連動型とは、主にETF(上場投資信託)や投資信託において、特定の株価指数や指標の「1日の値動き」に対して、一定の倍率で連動するように設計された金融商品のことを指します。たとえば「日経平均株価の変動率に対して2倍で連動する日次連動型ETF」であれば、日経平均がその日に+1%上昇すれば、ETFは+2%程度値上がりするように運用されます。
ただしこれはあくまで“1日ごと”の変動に連動する仕組みであり、長期間保有すると指数との乖離(ズレ)が発生する可能性があるため、短期投資向けです。特にレバレッジ型やインバース型のETFで採用されており、相場の短期的な上昇・下落を積極的に狙う投資スタイルに適しています。