専門用語解説
8資産均等型
8資産均等型とは、8つの異なる資産クラスに均等(それぞれ12.5%ずつ)に投資することで、高い分散効果を狙ったバランス型の資産配分戦略のことです。投資対象は、通常「国内株式・国内債券・先進国株式・先進国債券・新興国株式・新興国債券・国内リート・海外リート」の8資産で構成されており、地域・資産タイプ・通貨などが幅広く分散されています。
このタイプのファンドは、値動きの異なる複数の資産を組み合わせることで、相場環境の変化に強く、リスクを抑えながら安定した運用成果を目指すことができます。特に長期の資産形成を目的とした初心者向けの投資信託として人気があり、積立投資(つみたてNISAなど)にも適しています。ただし、均等配分は常に最適とは限らず、市場環境によっては一部の資産の重みがパフォーマンスに影響する場合があります。