専門用語解説
固定期間選択型
固定期間選択型とは、住宅ローンにおいて、最初の一定期間(たとえば3年、5年、10年など)だけ金利を固定し、その期間が終了した後は変動金利に切り替わるタイプの金利プランのことです。
この方式では、最初の固定期間中は金利が変わらないため、家計の見通しを立てやすく、将来の金利上昇に対するリスクを一時的に抑えることができます。固定期間が終わると、その時点の金利状況や金融機関の方針に基づいて、新たな金利が適用されるため、返済額が増減する可能性があります。初めて住宅ローンを利用する人にとっては、固定と変動の両方のメリットを取り入れられる選択肢として人気がありますが、将来の金利変動や更新時の条件も考慮したうえで選ぶことが大切です。