専門用語解説
ギャップアップ
ギャップアップとは、株式やETFなどの金融商品の価格が、前日の終値よりも大きく高い水準で取引を開始することを指します。これは、取引時間外に発生した好材料や市場全体の強気ムード、好調な決算発表、経済指標の改善などが原因で起こることが多いです。
投資家心理としては、良いニュースによって買い注文が増え、寄り付き価格が一気に上昇する現象といえます。ギャップアップは上昇トレンドの加速サインと見なされることもありますが、その後に利益確定売りが出て価格が下がる場合もあるため、短期的な値動きには注意が必要です。資産運用では、市場がニュースやイベントを素早く価格に反映する性質を理解する上で重要な概念です。