専門用語解説
ICB(産業分類ベンチマーク)
ICBは、FTSEラッセルが提供する企業の業種分類基準で、世界の株式を11の「インダストリー」、20の「スーパースーパー」、45の「セクター」、173の「サブセクター」の四階層に整理します。
これにより、投資家は同一基準で企業を比較でき、ポートフォリオの業種分散や市場動向分析を精緻に行えます。GICSと並ぶ国際的な標準体系として株価指数やETFの構築に採用されており、各企業は主要売上高や事業内容に基づいて透明なルールで分類されるため、業界横断的なリサーチや資産配分戦略の策定に役立ちます。