専門用語解説
保証期間付終身年金
保証期間付終身年金とは、受取人が生存している限り年金を終身で受け取り続けられるうえ、あらかじめ定めた「保証期間」の間に万が一亡くなった場合でも、その残りの期間分は遺族が受け取れる仕組みの年金です。
長生きリスクに備えられる終身年金のメリットを保ちつつ、早期に死亡した際の遺族の生活資金も確保できるため、老後の安心と家族への備えを両立しやすい点が特徴です。
ただし保証期間を過ぎてから死亡した場合は、一般の終身年金と同様に死亡時点で年金が終了するため、遺族への給付は行われません。また、保証期間を設けることで保険料や年金額が変動する場合があるため、ライフプランに合わせた期間設定と資金計画が重要になります。