専門用語解説
多要素認証
多要素認証とは、システムやサービスにログインするときに、複数の異なる種類の情報を使って本人確認を行う仕組みのことです。一般的なIDとパスワードに加えて、スマートフォンに送られる確認コードや、生体認証(指紋や顔認証)などを組み合わせて使います。
これにより、パスワードが盗まれてしまった場合でも、他の認証手段がないとログインできないため、不正アクセスのリスクを大幅に減らすことができます。金融機関のオンラインサービスや証券口座、クレジットカードの利用時など、特にセキュリティが重要とされる場面でよく導入されています。個人の資産や情報を守るうえで、非常に効果的な対策といえます。