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ニューヨーク証券取引所(NYSE)
読み:にゅうようくしょうけんとりひきじょ
ニューヨーク証券取引所(NYSE:New York Stock Exchange)とは、アメリカ・ニューヨークにある世界最大級の証券取引所であり、株式市場の中心地のひとつとして世界中の投資家から注目されています。ウォール街に本拠地を構え、200年以上の歴史を持つこの取引所では、主にアメリカの大企業の株式が売買されています。
上場企業には、コカ・コーラやジョンソン・エンド・ジョンソン、バークシャー・ハサウェイなどの世界的な大企業が名を連ねており、厳格な上場基準と透明性の高い取引制度によって信頼性が保たれています。また、NYSEは「立会場取引(フロア取引)」を今も一部で維持しており、証券取引所の象徴的な存在でもあります。
投資信託やETF、外国株式などを通じて、日本の投資家もNYSE上場銘柄にアクセスできるため、グローバル分散投資を考えるうえで欠かせない基礎知識のひとつです。
関連する専門用語
NASDAQ(ナスダック)
NASDAQ(ナスダック)とは、アメリカの代表的な株式市場の一つで、特にハイテク企業をはじめとする成長企業が多く上場していることで知られています。正式名称は「National Association of Securities Dealers Automated Quotations」で、その頭文字をとってNASDAQと呼ばれています。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)と並ぶ主要市場であり、アップル、マイクロソフト、アマゾンなどの大手テクノロジー企業を含む多くの企業が上場しています。NASDAQは電子取引を採用しており、取引スピードや透明性が高いのが特徴です。また、証券会社(マーケットメーカー)が仲介する「ディーラー市場」としての特性も持っています。 NASDAQには「NASDAQ Global Select Market」「NASDAQ Global Market」「NASDAQ Capital Market」の3つの市場区分があり、企業の規模や条件によって異なります。また、「NASDAQ総合指数」はNASDAQ全体の動向を示し、「NASDAQ100指数」は時価総額の大きい非金融セクターの100銘柄で構成される指数として、世界中の投資家に注目されています。
ダウ平均株価
ダウ平均株価とは、正式名称を「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」といい、**ア**メリカを代表する30の大企業の株価を平均して算出される株価指数です。ニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダックに上場している企業が対象で、米国経済全体の動向を示す指標として、世界中の投資家に注目されています。 特徴的なのは、時価総額加重平均ではなく、「株価加重平均」で構成されている点です。つまり、株価が高い銘柄の動きが指数に与える影響が大きく、必ずしも企業規模の大きさがそのまま反映されるわけではありません。たとえば、株価が高い1社の動きだけで、全体の指数が大きく動くこともあります。 ダウ平均は、米国の株式市場の方向性をシンプルに把握できる指標として、テレビやニュース、経済レポートなどでも頻繁に取り上げられます。日経平均株価が日本市場の代表であるのと同じように、ダウ平均株価は米国市場の「顔」として広く認識されている存在です。資産運用や国際経済の流れを読み解くうえでも、押さえておきたい基本指標の一つです。
ADR(American Depositary Receipt)
ADR(American Depositary Receipt)とは、アメリカ以外の国の企業の株式を、アメリカ国内の投資家が米ドル建てで売買できるようにした証券のことです。正式には「米国預託証券」と呼ばれ、米国の証券市場(NYSEやNASDAQなど)で通常の米国株と同じように取引することができます。 ADRは、外国企業の株式をアメリカの銀行が預かり、その株式を裏付けとして発行される仕組みです。これにより、米国の投資家は外国株に直接投資することなく、為替や取引制度の違いを気にせずに外国企業に投資できるというメリットがあります。 一方で、元となる外国企業の株価や為替レートの影響を受けるため、価格は米国市場だけでなく、母国市場の動きや為替相場にも左右されます。日本企業ではトヨタやソニーなど、グローバル企業の多くがADRを発行しており、海外投資家への資金調達手段や知名度向上のツールとしても活用されています。 ADRは、国際分散投資を円滑に行うための金融インフラとして、機関投資家から個人投資家まで幅広く利用されています。