専門用語解説
非課税口座廃止届出書
非課税口座廃止届出書とは、NISA(少額投資非課税制度)やジュニアNISAなどの非課税口座を廃止する際に提出する書類です。この届出書を提出することで、非課税口座の取り扱いが終了し、課税口座(特定口座や一般口座)への資産移管が可能になります。
たとえば、NISA口座を開設している金融機関を変更したい場合や、制度自体を終了したい場合、まずこの届出書を提出し、税務署を通じた確認を経て非課税口座が正式に廃止されます。その後、新たな金融機関でのNISA口座開設が可能になります。提出先は口座を開設している金融機関で、廃止の理由や本人確認情報などを記載する必要があります。制度上、同一年内に複数の金融機関でNISA口座を開設することはできないため、正確な手続きが重要です。