専門用語解説
パニック売り
パニック売りとは、市場で大きな不安や恐怖が広がったときに、多くの投資家が冷静さを失い、一斉に株や資産を売却しようとする状況を指します。たとえば、経済危機や大手企業の倒産、災害、戦争など、突然の悪材料が発生したときに起こりやすく、売り注文が殺到することで株価が急落します。
このような状況では、本来の企業価値とは無関係に価格が大きく下がることが多く、冷静な判断を保つことが非常に難しくなります。パニック売りが広がると、相場全体が混乱し、金融市場の不安定さがさらに加速することがあります。初心者にとっては心理的な影響を受けやすい局面ですが、こうした局面こそ冷静な情報判断が求められます。