専門用語解説
申述人(しんじゅつにん)
申述人とは、裁判所などに対して正式な申し立て(申述)を行う人のことを指します。資産運用や相続の場面では、たとえば相続放棄や限定承認などの手続きを家庭裁判所に申し立てる人が申述人となります。申述人は、相続人や利害関係人など、法的にその手続きに関わる正当な立場の人に限られます。
申述人が提出する書類には、自身の氏名、住所、申述の理由などが記載されており、手続きの正当性を裏付ける重要な役割を果たします。申述人という言葉は日常ではあまり使われませんが、法的な手続きを進めるうえで中心的な存在です。