専門用語解説
玉集め
玉集めとは、相場で株式などの金融商品を一定の目的のもとに少しずつ買い集めていく行為を指します。「玉(たま)」は取引ポジションを意味し、買い注文を複数回に分けて実行することで、市場に目立たずに大量の株を保有することができます。
仕手筋などが値動きを仕掛ける前段階で行うことが多く、急激に買いを入れて相場を動かさないよう、出来るだけ株価を安定させたまま集めるのが特徴です。個人投資家にとっては、玉集めが進んでいる銘柄はその後大きく値動きする可能性があるため、注目すべきシグナルの一つとなりますが、確実に上がる保証はないため慎重な判断が必要です。