専門用語解説
利食い(利益確定)
利食いとは、株式や投資信託、仮想通貨などの金融商品が値上がりしたタイミングで売却し、それまでの含み益を実現して利益を確定する行為を指します。俗語的な表現で、正式には「利益確定売り」とも言われます。
たとえば、1,000円で購入した株を1,500円で売却し、その差額の500円を得ることが「利食い」に該当します。相場の天井を予測するのは困難なため、一定の利益が出たところで利食いを行うことは、リスクを管理しつつ投資収益を着実に確保する手段となります。ただし、過度な利食いは上昇相場の恩恵を十分に受けられない原因にもなるため、自分の投資スタイルや目標に応じた判断が重要です。